災害が起きた時の疎開先として、
年間1万円の掛け金で
7日間生活できる場所と食事を提供してくれる
「疎開保険」
鳥取県智頭町(ちづちょう)がはじめました。
これは自治体初となる試みです。

1年間ひとり1万円の加入金を支払うと
1泊3食7日間の宿泊場所を提供してくれるというもの。
ただし、智頭町までの交通費は加入者負担となります。

また加入者特典として、
秋に智頭町自慢のこだわりのお米や
野菜などの特産品が送られてきます。

だから、この保険は
地域サポーター制度に加え、
いざというときの避難場所が付帯されたサービス
と考えるとわかりやすいかもしれません。

保険期間は毎年4月1日〜翌年3月31日まで。
申込日から一年間という設定にしてくれると
もうちょっと使い勝手がいいのですが……。

村役場に話を聞くと、
秋に特産品を送付する手続きの問題があり
このような保険期間になっているとのことでした。

これは寺谷誠一郎町長の発案で
東日本大震災前に構想され
3月上旬から受付がはじまったとのこと。

大震災があったことから
ほとんどPRしていないというのですが、
申込者数は4月12日時点で38名にのぼりました。
ちなみに募集人員は1000名まで対応しています。

現在、子供の疎開を受け入れるプロジェクトも検討中です。

智頭町は鳥取県東部の岡山県に接した里山。
鳥取砂丘の砂を育んだ源流の街で林業が盛ん。
寺谷町長は就任後に観光に力を入れ、
町全体を「屋根のない博物館」ととらえます。
そして山間部の集落の保存・再生に力を入れ、
「美しい空気と水をバックにした古いものを大事にしたまち」を
つくってきました。


「SAVE SANRIKU OYSTER」もそうでしたが、
お金を地方に先行投資することによって
田舎の経済がまわり、都市に住む人も恩恵が受けられる。

このような活動をもっと増やしていけば
国全体の経済も活発になり、
日本はもっと楽しくなるはずです。