築150年以上の古民家を改修し、
会員制農家民宿として貸し出して
空家を活用している物件がある。

茨城県常陸太田市(旧里美村)の「荒蒔邸」。
平成14年6月から営業されている。

平屋建てで囲炉裏のある板張りの部屋のほか、
7畳〜15畳までの部屋が5つあって、
いかにも田舎の一軒家暮らしが楽しめる。

利用者は年間1万円の会費を支払い、
会員1口につき4〜8名まで、ひとり1泊3000円で宿泊可能。

これは古民家を修復して保全したい地元の思いと
安く二地域居住を楽しみたい都会の人のニーズが合致した
非常に可能性のある試みだ。

開業資金は約400万円強。
そのうち行政が200万円を補助している。
年間の賃料は約50万円弱が見込めるため、償却の目途もたつ。

このような古民家が増えてくれば、
会員がもっと増えるだろうし、
人を迎え入れる基盤が整備され、
地域住民の考え方も徐々に変わっていくだろう。