DUAL LIFE PRESS デュアルライフプレス

無理せずにできるところから田舎暮らしをしたい。 二地域居住を実現するヒントや情報をお届けします。

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兵庫県宝塚市の
阪急逆瀬川駅前の再開発ビルに
一般市民が借りられる
野菜工場式の農園が登場しました。

かつて住宅・都市整備公団が
市街地再開発事業の一環として手がけた物件で、
「アピア3」という名前で親しまれていたものをリノベーション。
名称も「カルチェヌーボ宝塚逆瀬川」に変更。
「宝塚メディア図書館」「旨いもん市場」「市民農園」が
併設するビルへとリニューアルしています。

この「マイ野菜市民農園」
6月6日にスタート。

水耕栽培で一区画1.2m四方の
野菜棚が約370 棚。
レタスだと35日〜45日で24個
収穫できるといいます。

東日本大震災への支援も含め、
以下のような料金体系で発足しています。
なかなかユニークなので、
以下、ホームページより抜粋します。


【ご契約期間について】
ご契約期間は1年間(12ヶ月)とし、マイ野菜市民農園の
利用開始月を1ヶ月目とします。
A 月額6,000円:市民農園 + 定期講習 + カフェチケット
   + 図書館有料会員(年間5,000円分を含む)
B 月額8,000円:iPad + WEBカメラ+市民農園 + 定期講習
   + カフェチケット + 図書館有料会員
C 月額4,000円:Aプランで収穫する野菜を災害復興支援で
  被災地の福祉施設に贈る
D 月額5,000円:Aプランで収穫する野菜の半分を災害復興支援で
  被災地の福祉施設に贈る
E 月額6,000円:Bプランで収穫する野菜を災害復興支援で
  被災地の福祉施設に贈る
F 月額7,000円:Bプランで収穫する野菜の半分を
  災害復興支援で被災地の福祉施設に贈る
G A〜Fいずれかのプランをグループで借りられます。
  ご希望の方はA〜Fプランのうち1つを選択の上、Gプランをお選び下さい。.


今後、このような駅ビル+野菜工場が増えていくのでしょうね。

ちなみに、この植物工場を手掛けるのは
神戸の会社で「植物工房えれふぁーむ」です。

人材派遣のパソナグループが
芸術家を育てる村の運営をはじめました。

舞台となるのは淡路島。
そこに「COCOCALA村」を設立します。

講師陣がバックアップし、
アートや農業を地域産業と結びつけて
それらをビジネスにする力も身につけます。

ビジネス基礎研修、農業実践パート、芸術実践パートの
3つのカリキュラムがあるのですが、
アート作品の発表の場があったり
カフェレストランやパン工房を併設、
社員寮のほか地域の旅館、民宿、古民家を利用したりと
総合的な地域利用を考えているようです。


インストラクター(講師)は以下の面々。
(●は非常勤講師 〇は特別講師)

エリック・コロン (作曲家・元ヴェネズエラ国立音楽大学学長)
謝 珠栄 (演出家・振付師・TSミュージカルファンデーション代表)○
塩屋 俊 (俳優・映画監督・株式会社ウィル・ドゥ代表取締役)○
古庄 里好 (ボディムーヴ アート ディレクター・タップダンサー)○
王 丹戈 (フォトグラファー・画家・アーティスト)○
西巻 正史 (トッパンホール 企画制作部長)●
箕口 一美 (ミュージックキャリアディベロップメントアドバイザー)●
川久保 賜紀 (ヴァイオリニスト 02年チャイコフスキー国際コンクール最高位受賞)●
MireyHIROKI/ミレイヒロキ (アーティスト)●
山下 一仁 (元農林水産省農村振興局次長)○
都築 富士男 (元ローソン・ジャパン 社長)○
出雲 文人 (淡路麺業株式会社 代表取締役)○
地主 雅次 (兵庫県花卉協会 理事)○
道法 正徳 (株式会社グリーングラス代表取締役)○


こういった取り組みでは
コミュニティをどうやって作っていくかが
一番大切になってくると思います。

そのためにはキュレーターの存在は不可欠です。

「COCOCALA村」では
いまのところ村長はいないようです。

アート系の「村」なのですから、
村長を誰に選んで、
サポートメンバーである
講師を誰にするかが
このコミュニティの指向性や
テイストを大きく左右します。

参加する人もそのあたりは敏感ななずで
人物に惹かれて集まってくる。

キュレーターや講師の
人脈や思想、コミュニティが
背後に見えるからですね。

たとえば村長やキュレーターに
坂本龍一、村上隆、北川フラムと挙げただけで、
想像する村のカタチが変わってきます。


講師の面々には企業人が多く
村のコンセプトをイメージしにくいところが気になります。

あえてそうしたカラーを打ち出したくない
という意図も働いているのかもしれませんが。


期間は1年間。
へぇー、パソナグループの契約社員として採用されるんですね。

月給10万円をもらいながら、学びの環境が提供されることは
大きな利点があります。

今後どのようなアーティストが登場するか楽しみです。



兵庫県丹波市青垣町で
農村景観を取り戻すために
人工の針葉樹林を雑木林に復元する試みが
行われています。

運営主体となるのは地元東芦田の村おこしグループ「江古花園」
これまで築180年の古民家のカヤの葺き替えや
周辺の田んぼをハス園にしたりと、
農村景観の復元に取り組んできました。

この古民家住宅の裏山2ヘクタールのヒノキ林を伐採し、
コナラやアベマキ、クヌギ、ヤマザクラ、エノキといった広葉樹に
林相転換するプロジェクトです。
県からの助成を受け、2010年度から5年かけて
里山の再生を目指します。

高度経済成長時代、
住宅建設のための木材需要に応えるため
成長の早いスギやヒノキが植林されました。
現在の山林の8割がこうした人工林で、
花粉症の原因とも考えられています。

国産材の需要の減少により林業が停滞し、
人工林に手が行き届かなくなっていることから
こうした山を再生させる取り組みは
非常に注目されるところです。


広葉樹は昆虫や動物のエサとなり
人に燃料や肥料をもたらします。

里山の復活は経済効率よりも
多くの実りを与えてくれることが実証されるといいですね。



古民家再生プロジェクトについて
引き続きもうひとつ。
丹波古民家再生プロジェクト」を紹介します。

丹波篠山といえば黒豆など
京野菜を供給する町という印象がありますが
篠山市の中心には徳川家康の命により築城された篠山城の
御壕と石垣の跡がいまも残されています。

周辺には町家や武家屋敷の名残があるのですが、
現代のライフスタイルに合わないこと、
町家を保存・改修するには費用がかかることなどから
古い伝統建築物が壊されていく傾向にあります。

こうした伝統的な街並みを保存するために
伝統的意匠を残しながらボランティアで改修していく
プロジェクトが進められています。

NPOの「町なみ屋なみ研究所」は、これまで町家の改修や
古民家再生のアドバイスを手がけてきました。
自分たちの手で解体し、躯体を補強し、最後の壁塗りまで行いながら
店舗としての活用も含めたコーディネートをしています。

篠山の歴史と、街並みの保存価値に気づいた
住民の方々によって運営されており、
新しい店舗や事業をはじめてみたい方の
心強いサポートになってくれるはずです。

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