サイゼリヤが、震災で津波被害にあった
仙台市若葉区東部地区の畑に投資するという
報道がありました。
1億円を投資してトマトの栽培を始めるらしいのです。
(時事通信社 5/2)

サイゼリヤといえば、低価格でおいしいイタリアンで人気が高く
「原料から店舗まで自分たちで品質に責任をもつ」という
姿勢で店舗数を拡大してきたチェーン店です。

野菜も福島県白河市に100万坪のサイゼリア農場をもち
レタスは種から独自開発するというこだわりでした。

大震災や原発などの影響を受け、
人気のサラダでも一部商品については
安全性を考慮して提供を見合わせるなどの
対応をしていましたが、
いち早く津波被害にあった農地を
支援しようという動きには
驚きとともに感心してしまいます。

津波被害ということで、土壌の塩分濃度は
かなり高いと思われますが
熊本県八代地域には元干拓地を利用した
「塩トマト」という人気商品があります。

トマトは与える水分を減らせばそれだけ糖度が増します。
塩分が強いということは、トマトへ水分が上がりにくくなる
というのが「塩トマト」の甘さの秘密です。
また、ミネラル分も豊富に含まれるという利点があります。

しかしあまりにも塩分濃度が高すぎると、
根が焼けてしまうという一面もあるようで
どの程度に塩分を抑えるかは
生産者の腕と経験にかかっています。

ともあれ、サイゼリヤが取り組もうとする
チャレンジに期待して、
おいしい「塩トマト」が登場することを待ちましょう。


(続報です)
河北新報によれば、
このトマトは水耕栽培を採用するようです。
塩害とは無縁なので、塩トマトではないようです。
誤ってお伝えしていたならばお詫び申し上げます。
(河北新報 5/3)