やはりというか、ついにというべきか
消費者が農産物の生産を直接オーダーする
取り組みがはじまりました。

運営するのは神奈川県藤沢市のIT企業NAVICOで
その名も「収穫.com」

生産者からいくつかの生産方法を提示してもらい
消費者のオーダーが最低ロットに達したものを
生産してもらうという仕組みです。

たとえば無農薬米といっても
製法(鴨農法、もみ殻農法、人力で草取りする農法)、
肥料(工場の有機肥料、鶏粉、サンゴの粉など)、
銘柄(コシヒカリ、ノトヒカリ、ひとめぼれなど)による違いがあります。

あらかじめHPにこれらを明示した農法が提示され
消費者は選別したうえで予約すると
最終ロットに達した段階で生産に取りかかります。

このサービスは4月20日からはじまったばかりで
まずは能登半島のお米について予約を開始。

28日まで予約を受け付けており、
予約決定後に予約金を支払うと、
田植えが開始されることになっています。

無農薬の農産物は、基本的に農協が取り扱ってくれず
農家にとってこだわりのある生産物は
なかなか取り組みにくいという事情がありました。

この方法によれば
農家が挑戦するリスクを回避して
安定した収入を確保することができ
消費者はあらかじめ決めた価格で
安心・安全な食料を手にできる利点があります。

これまで飲食店向けなど、B to Bでは
こういった取り組みがありましたが
個人向けとしては聞いたことがありません。

この農産物のイージーオーダーは
農業流通に大きな変革をもたらすものと
期待しています。