兵庫県丹波市青垣町で
農村景観を取り戻すために
人工の針葉樹林を雑木林に復元する試みが
行われています。

運営主体となるのは地元東芦田の村おこしグループ「江古花園」
これまで築180年の古民家のカヤの葺き替えや
周辺の田んぼをハス園にしたりと、
農村景観の復元に取り組んできました。

この古民家住宅の裏山2ヘクタールのヒノキ林を伐採し、
コナラやアベマキ、クヌギ、ヤマザクラ、エノキといった広葉樹に
林相転換するプロジェクトです。
県からの助成を受け、2010年度から5年かけて
里山の再生を目指します。

高度経済成長時代、
住宅建設のための木材需要に応えるため
成長の早いスギやヒノキが植林されました。
現在の山林の8割がこうした人工林で、
花粉症の原因とも考えられています。

国産材の需要の減少により林業が停滞し、
人工林に手が行き届かなくなっていることから
こうした山を再生させる取り組みは
非常に注目されるところです。


広葉樹は昆虫や動物のエサとなり
人に燃料や肥料をもたらします。

里山の復活は経済効率よりも
多くの実りを与えてくれることが実証されるといいですね。