DUAL LIFE PRESS デュアルライフプレス

無理せずにできるところから田舎暮らしをしたい。 二地域居住を実現するヒントや情報をお届けします。

May 2010

この週末に、予約しておいたiPadが届きました。

iPad到着


やらなきゃいけない原稿もあったのですが
どうしてもいじりたい誘惑には勝てず
さわってしまいました。

出版業界にいる者としては
電子辞書を含むデバイスは、避けて通れぬ道。

と、自分を正当化してみたり。


使いはじめに気がついたことは
twitterで備忘録的につぶやいてみました。
bectacをフォローしてね
(フォローしてみてね)


それをここでまとめて掲載します。
【後日、書いたことに(  )内で補足しました】

 

<導入までの流れとひっかかったところ>


・パッケージを開けてみたものの詳しい説明書がない


・とりあえずパソコンに接続して登録


・ソフト(アプリ)はメールやブラウザなど基本的なものしか入っていない


・そこで、iTuneに登録させて、アプリを買わせるというのがappleの戦略。これはiPhoneと同じです


・まず、1 iTunesをパソコンにダウンロードし、2 AppleIDを取得し、3 iPadをパソコンと同期させて、4 iTunesに接続して登録するという流れです


iTuneに登録。音楽だけでなく、アプリもAppleID(iTune)の決済を使う


・パソコンに入っている音楽やら写真やらを同期


・なんでも同期しちゃうので、6000枚以上あった写真を同期しようとしているのであわてて止めて、リンクさせる写真フォルダを絞り込む


iPadでネットワークに入ろうとしても自宅に無線LANがないと入れないことを理解する(いまごろね)

iTuneでめぼしい(おもに無料の)アプリをパソコンにダウンロード


・ようやくiPadで電子書籍やらゲームやらを楽しもうと思ったら半分ぐらいのアプリがネットワークにつながってないと使えない

 


ということでした。


それで、早速、自宅に無線LANを設置。

 



・ようやくiPadをネットワークに接続。最初だけ「キーワード」を聞いてくる。いろいろ間違えながら、ルータの「暗号化キー」を入力して「JOIN」をタップするとようやくネットワークにつながる。


 

 これでパソコンから解放。

 

 そこからはまったく新しい世界でした。

 



iPadでできること、できないこと>


・ウェブはSafariで動く。パソコンよりもさくさく動きます


・メールはGmailYahoo! mail、AOLなどはセレクトするだけで簡単に設定できる

 (最初、私のYahoo! mailのIDを認識してくれなかったのですが、アップルストアで動作確認したあと、原因がプロバイダ側にありそうだということでYahooのサポートにメール。するとすぐに接続できました)

・マップはGoogleMap。ただし、パソコンで見るほどは精度はよくないし、使えるツールも少ない


・YouTubeはさくさく動く


・アプリケーションで感動するのはウィキペディアですかね。こういう事典系の検索リンクに改めて感動。このデバイスの大きさにぴったり合ってる


・産経新聞はタダで誌面が読めるようになってました


・セカイカメラというアプリは、読者が世界中で撮った写真やその場所で感じたつぶやきがリアルタイムで見られるというもの。そんなに面白くはないですが、新しい方向性を感じさせます


Bloombergは世界のニュースと株価が最新4時間差ぐらいで連動。無料としてはいいツール。個別銘柄やリアルタイム情報は課金する方向でしょう


・肝心の電子書籍は……。読み手側の目線だと、これは読みたい著者やテーマがあればどうぞという感じでしょうか。本で読むか、電子デバイスで読むかはその人次第で、どちらでもいいと思います。いまのところ値段が安いというところしか利点は見出せません。本文からの参照など、検索リンクを必要とするならだんぜん電子書籍で、百科事典的なデータベースはすごく価値があると思います。


・雑誌はiPadの大きさに合ってます。でも、媒体によって玉石混淆。タダでアプリをダウンロードさせて、一部のページをちょっとだけ見せている。広告タイアップも多い。採算をどうやってとるというビジネスモデルがまだできていないので、明らかに先行投資。ウェブが無料なのと同じように、雑誌も無料(もしくはアプリだけ販売)にして、バナーや物販で稼ぐという方向性でしょう。雑誌で課金するというのはなかなかハードルが高い気がします。

(その後、電子雑誌が次々に創刊。アプリで提供されてます。課金の方向性ですね)

twitterアプリは、スマートフォンに比べ、画面が大きくなったというぐらい。ただ、Ustreamやブログなどへリンクすると楽しさ倍増。小さい画面よりも格段に楽しいです。これが革命なんだなと思います


・ワードやエクセルなど、仕事をしようと思った時に、まだそれに対応するソフトはないみたい。別のアプリでメモ書きぐらいまで作っておくという感じでしょうか。そのうち有料で登場すると思いますが。

(すでに対応アプリが出ました! メールに添付されたワード、エクセル、PDF、圧縮ファイルも開けるように。対応はやいねえ。これからもっと性能のいいやつがどんどん出てくると思われ)

・ゲームは、まだ値段が安いものしかラインナップされていませんが、プレステなどに入っている人気タイトルは、一部だけちょっと出しという感じで、ユーザーコメントでダメ出しされてます

(無料アプリでもかなり遊べます)
 

・予約申し込みの際、ソフトバンクの無線LANアクセスポイントが2年間接続無料というサービスがついてきたのですが、これはiPhoneやその他のデバイスでソフトバンクと契約している人のみ受けられる特典でした。それ以外の人がWi-Fiモデルを買うと、ホットスポット周辺でしか使えないということです。まあ、それでもいいんですが

(docomoでも同様のサービスをはじめたという噂。近日中に確かめます)



総括すると、ビジネスで使えるアプリさえあれば、
もうノートブックはいらないというのが私の見解。
音楽や写真のアプリは充実しているので、
こちらの業界の人はもっと移行が速いのでは。


働く場所を問わない収入の道を得るというのは
デュアルライフを実践するためには
とても有力なきっかけになります。

パソコン、携帯電話に次ぐ第3のデバイスの登場によって
パラダイムはまた大きな転換をしていくと考えています。

スマートフォンを含め、iPadのような通信デバイスは
時間の過ごし方を大幅に変えていく。

これらの存在は、都会での生活よりも
田舎暮らしの方が得られる利点が大きいはず。

また、機会を見ながら気がついたことを
投稿していきます。

古民家再生プロジェクトについて
引き続きもうひとつ。
丹波古民家再生プロジェクト」を紹介します。

丹波篠山といえば黒豆など
京野菜を供給する町という印象がありますが
篠山市の中心には徳川家康の命により築城された篠山城の
御壕と石垣の跡がいまも残されています。

周辺には町家や武家屋敷の名残があるのですが、
現代のライフスタイルに合わないこと、
町家を保存・改修するには費用がかかることなどから
古い伝統建築物が壊されていく傾向にあります。

こうした伝統的な街並みを保存するために
伝統的意匠を残しながらボランティアで改修していく
プロジェクトが進められています。

NPOの「町なみ屋なみ研究所」は、これまで町家の改修や
古民家再生のアドバイスを手がけてきました。
自分たちの手で解体し、躯体を補強し、最後の壁塗りまで行いながら
店舗としての活用も含めたコーディネートをしています。

篠山の歴史と、街並みの保存価値に気づいた
住民の方々によって運営されており、
新しい店舗や事業をはじめてみたい方の
心強いサポートになってくれるはずです。

日本の県はほぼすべて行ったことがあるのですが、
(行ったことないのが和歌山となぜか奈良!)
旅をしていて強く印象に残っている町のひとつが尾道。

斜面に家屋が密集し、階段を上り下りしないと家までたどり着けない、
なかなか住むのにはたいへんな町なのですが、
民家の合間にある空き地から対岸の向島を見ていると
悶々として過ごした高校時代のことを思い出していました。

なんだろ、不合理みたいなものと向き合って
生きていかなきゃならない現実があって、
感情を押し殺しながらも
自分の将来とか、夢とか、
希望をなんとか見出そうとしている頃。

景色を見ていると思い出すんですよね。


海とか川って必ずどこか他の土地につながっているから
海を眺めていると、自分はいつかここを離れるんだ、
という自立心が強くなる。

連絡船乗り場で
自転車ごと乗り込む地元の高校生の表情がまたいい顔で、
暗い表情のなかにも強い意思を読み取れる。

思索的な、文化を感じる町なんですね。

長野の松本も同じ匂いがしたんだよな。

ともに大好きな町なんですけど。


さて、そんな尾道で、
尾道空き家再生プロジェクト」というNPOがあるのを知りました。

道路が狭くてクルマが行き来しにくいために
なかなか流入人口がなく、
高齢化が進んで空き家が増えているんですね。

あの斜面こそが、尾道のアイデンティティのはずで
それが廃墟と化していくのは非常に残念なことです。


2008年にNPO活動をはじめ、物件の再生のほか、
コミュニティづくりやアートを取り入れて活性化を図ろうとしています。

尾道ガウディハウスなんていうのもあるんですね。
リンクを張っておきます。

もう一度、尾道に行きたくなりました。

20代などの若い世代ほど
農業体験をしてみたいという人が多いことが
昨年の東京都の都政モニター調査でわかっています。

ただ、実際に体験してみると、イメージしているものとは異なり、
需給関係がうまくマッチングしているとは限らないようです。

下にリンクした記事のなかで、週末農園を成功させるための条件として
 1 適切な指導者
 2 自宅からの距離
 3 農園の広さ
を挙げています。

週末農園はベランダや自宅の庭の菜園では満足できない人が
土地を借り、自分で野菜を育て、収穫するのが目的ですから
こうした条件が挙げられるのも共感できます。

でも、農業体験をしたい人という若い人の意識には
大きくふたつの目的があると私は考えています。

 1 安心安全な野菜を自給自足して食べたい
 2 農業を媒介とするコミュニティに参加したい

自給自足ならば、ベランダで野菜を作ることからはじめられます。
でも、それだけでは満足できません。

満たされていないのはコミュニティへの帰属意識。

このふたつを同時にかなえることができれば
菜園までの距離や広さといった壁を越えられると思うのです。

農業体験の現場でゲストにどのように接するか。
体験できない期間、ゲストとどのようにやりとりをして
コミュニティ意識を保っていくか。
そもそも農業を通じて、ゲストとどんな価値観を共有するのか。

この視点がないと、フルーツ狩りのような
一過性のレジャー体験で終わってしまうだけです。


「半農生活」農園選びが大切 指導者・距離・広さ、ポイント
(Sankei Biz)

ついに、というべきでしょう。
新しいタイプのシェアハウスが登場しました。
その名も「ソーシャルアパートメント」。

シェアハウスというと古い一戸建てを
何人かで共有するというイメージで
個室が引き戸だったり、
壁が薄くてプライバシーが守れなかったりということがありました。

グローバルエージェンツが手がける「ソーシャルアパートメント」は
共有するキッチンやリビングスペースを
きれいなシンプルモダンにし、
プライバシーをしっかりと確保するという
これからの時代のシェアハウスを提案しています。

表参道、上野毛のほか、
浅草、新川崎、恵比寿でも物件が登場。
デュアルライフを実現するための
大きなきっかけになると期待しています。

愛知県豊田市の旧足助地区で
「おむすび通貨」なる地域通貨の流通がはじまりました。

足助は塩の道の宿場町の面影が残る、いい町ですよね。
以前、記事に書いたことがあります。

おむすび通貨は、金本位制ならぬ米本位制で、
1むすび=伊勢三河湾流域で栽培された0.5合の天日干し無農薬有機栽培の玄米と交換できます。

ただし、「おむすび通貨の価値を日本円で計ることはできず、その価値は水と大地でつながるひとりひとりが決められる」とうたっています。
[おむすび通貨とは?]

農作業などを手伝った「おむすび仕事」の御礼としてもらったり、
協力・協賛店舗や提携イベントで使うことができます。


そもそもなぜこのような地域通貨を始めることになったのかについては
物々交換局・代表が記した「いのちの記憶」を読んでみてください。

農作物を作っても十分な対価が得られず
農業人口は減る傾向にあります。
グローバル経済は農業を巻き込みながら
大規模化、低コスト化がさらに進んでいくでしょう。

こうしたグローバル経済の壁をどうやって乗り越えていくか。

お金がお金を生む無機的な記号としての通貨ではなく、
生命と人々の心の結びつきを取り戻し、
コミュニティに参加する楽しさを与えてくれる
“希望”がそこにあります。

この勇気あるムーブメントがもっと広がっていくといいですね。

京セラの太陽光発電システムを採用した
一戸建て賃貸物件が登場というニュース。

電力はもちろん自分で使えるだけでなく
晴天が続けば“売電”も可能で
売電額は月額1万2000円を見込むと報道されています。

電気自動車の充電コンセントも設置するなど
こういうエコ住宅が賃貸になっていくと
差別化できていいよね。

家賃は9万円前後。
地方都市で賃貸物件を作ろうとしている
家主さんにとっては
建設コストなども気になるところですが
これで経営が成り立つのであれば
エコ物件も一気に拡がるなあ。


「奈良の一戸建て賃貸物件に太陽光発電パネル―売電も可能」
(奈良経済新聞)
http://nara.keizai.biz/headline/382/



岡山県美作市に登場した「ジャイアンツ田んぼ」。

田んぼをキャンバスに見立てて
稲穂で模様を描く新しいアートの方向性です。

どんな模様にするかはなんでもいいわけで、
これからその地域が町や村ぐるみで
どんなファンを対象にして観光客を滞留させるか
という視点が重要になってきます。

トラきちの居酒屋があるように
ジャイアンツきちの民宿なんていうのも増えていくんでしょうか。
私とは興味の対象の方向性が違うので
あまり泊まりたくないけどね。

でも「ベースボール村」みたいな方向性で
球団のキャンプを誘致するとか、
村おこし、町おこしの活性化のヒントはあります。
 Jリーグだっていいんだろうしね。

新潟県十日町市と津南町の越後妻有地域では
里山全体を美術館に見立てた「大地の芸術祭」という
世界最大の国際芸術祭を開催しています。
3年に1度のイベントで、2000年のスタート以来、
次回2012年の第5回に向けた準備が進められています。

たとえば棚田にアートの造形物がある景色は
それ自体異様な感じがしますが
でも、自然のなかに現代美術が溶け込むことで
その土地のもつ自然のパワーや
楽しさ、よろこびみたいなものが増幅されます。

地元の人のその土地を愛する想いが
そこを訪れる人々とうまく共有できている
イベントになっていると思います。

現在も里山のなかで常設展示されているものが
ありますが、そのなかのひとつ、
100年以上も続いた小学校の廃校に温泉を引いて
宿泊施設に改装した「かたくりの宿」が、
5月15日から宿泊をはじめました。

校長室を女湯に、
音楽室や図書室は部屋になったという
この秋山郷結東温泉「かたくりの宿」。

秘境ですが、地元の食材で作る手料理と合わせて
ぜひ体験してみたい場所のひとつです。









六本木のアークヒルズには屋上菜園があり、
稲穂が実る田んぼや植物園があります。

これまでガーデニングに関する講座などを開講したり
有機栽培の産直野菜を販売するヒルズマルシェが行われてきました。

都心の緑を育てる参加型コミュニティの「ヒルズガーデニングクラブ」と
2009年9月からはじまったヒルズマルシェがコラボして
ファーミングスクール「農業ルーキーズクラス」が開催されます。

家庭菜園のコツを伝授してもらったり
実際に農業体験をする実習もある講座。

申し込みは先着順なのでお早めに。


農業ルーキーズクラス
<カリキュラム>
第1回 6月19日(土)
     目指せ家庭菜園マスター! 野菜の苗を育てよう
第2回 6月26日(土)
     有機野菜って何? 今日から使えるプロの野菜目利き術
第3回 7月31日(土)
     野菜の健康診断&野菜の徹底活用術&保存術
第4回 8月21日(土)
     ワンデイ農業体験 農場遠足!
●定員 40名
●会費 1万8000円



Qちゃんことマラソンの高橋尚子さんが
今年から北海道で農作業をはじめています。

洞爺湖の北東、北海道伊達市にある
のぐち北湯沢ファームをベースに
高橋尚子さんがプロデュースする
Qちゃんファーム」プロジェクトがスタートしました。

1ヘクタールの農地を使って
アスリートの体を支えてきた毎日食べる野菜を栽培。

のぐち北湯沢ファームの母体は
北海道で多くのホテルを経営する野口観光グループで、
ホテルなどへも安心・安全な食材を提供していくといいます。

男爵イモやきたあかり、山芋のほか
これからのシーズンにはアスパラやブロッコリー、
大根、ニンジンなども栽培され、
農業体験ツアーや農業オーナー制度で
体験や野菜の直送もしてもらえます。

これから夏にかけて、北海道の観光旅行はもちろん、
大自然のなかで農業体験するいいチャンスではないでしょうか。


のぐち北湯沢ファーム
北海道伊達市大滝区本郷町25番地4
TEL 0142-68-8020

いきなり田舎に行って定住するというのはなかなか難しいけど、
移住のために自治体やNPOが支援してくれる地域であれば
受け入れ側の体制も整っているので
地域の人になじみやすいという側面があります。

和歌山県の紀美野町もそういった定住支援サポートの整った町。
きれいな清流のある里山で、山椒や南高梅、柿が特産物です。

大阪などから移住する人も増えてきており、
借家住まいを続けながら古民家を自分で再生するご家族もいます。

きみの定住を支援する会
http://www3.plala.or.jp/kiminoteiju/index.html


毎日新聞 住まいナビ
「古民家を自力で改修したい」
http://mainichi.jp/life/housing/news/20100510ddm013100023000c.html

富士山の裾野にあって湧水が豊富で、
足柄山の金太郎の出身地の静岡県小山町(おやまちょう)。

名産のとうもろこしとさつまいものオーナーを募集しています。
種蒔きと収穫体験ができる農業体験です。

http://www.fuji-oyama.jp/kakuka/19nourin/nou-owner22.htm


“もろこしオーナー”
・料金 1区画2000円
・募集区画数 30区画(先着30組)
・品種 ゴールドラッシュ88
・種蒔き日 5月22日(土) 9:00
・申込期限 5月14日(金)

“さつまいもオーナー”
・料金 1区画2500円
・募集区画数 40区画
・品種 べにあずま
・種蒔き日 5月29日(土) 10:00
・申込期限 5月26日(金)

申し込み・問い合わせ
おやまグリーンツーリズム連絡会事務局
TEL0550-76-6121(役場農林課)

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